♪♪La negra 黒い彼女♪♪
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メヒコ人の食事


朝食 Desayuno

desayuno  メヒコの朝食で嬉しいのは、一年中絞りたてのオレンジジュースが飲めることでしょう。
 卵料理は、青唐辛子入りの炒り卵(註1)や、チリソース付きの目玉焼き(註2)です。
(註1:玉葱とトマトの刻んだものも入り、3色でメキシコ国旗となることからHuevos mexicanosと呼ばれる)
(註2:下にトルティージャを敷いたHuevos rancheros, Huevos devorciadosなど)
 ホットケーキや白いトルティージャを使ったケサディージャなども登場します。 残ったトルティージャを利用したチラキレスも、たまには美味しいものです。 田舎では、焼きたての熱いトルティージャに生チーズをたっぷり挟んで食べるのもおつなものです。
 パン屋が朝6時頃から開店して、、焼き立てのパンを売っています。 お薦め品は10センチくらいの細長い形の硬いパン、ボリージョです。 横二つ割りにして、中の白い柔らかい部分をむしり取って除き、両面にバターかマヨネーズ、フリホール(豆)のペースト、人参の摺り下しとバターを半々に混ぜたもの、等を塗り付けます。 これに、ハム、チーズ、玉葱の薄切り、トマト、アボガドの薄切りなどを挟んだものがトルタで、朝食に向きます。 トルタはこの他、炒り卵やとり肉の焼いたもの、豚、牛かつ等挟んだり、いろいろ種類が有ります。 メヒコの人は必ずこれにチレの酢漬けを挟みます。 オーブン・トースターで暖めた方がより美味しくなります。
 ボリージョよりも平べったくて、ちょっと大き目なのがテネラで、これは皮が薄く、これもトルタ用です。
 Almuerzoは、朝食と昼食の間にとる軽い食事のことです。
(写真:Huevos rancheros:左上はフリホーレス豆)



2)昼食 Comida

 comida  日本と違って、メヒコでは昼食が一番大事でボリュウムがあります。
 朝食が8時前後、11時頃にコーヒータイム、お昼は3〜4時が普通なので、レストランは1時半頃からでないと開きません。
 地方都市、特に熱い地方では、昼ご飯の時間は商店が全部締まって、ゆっくり食べるところがまだ多いようです。
 前菜またはスープに始まって、肉か魚料理、サラダ、フリホール、合間にトルティージャを食べながら(註)、コーヒー、デザートと会話を楽しみながらたっぷり食べます。
 註:トルティージャは合間に食べる人も居ますが、刻んだ料理をこれに包んで食べる人も居ます。
 量的には、メヒコの人は日本人よりずっと沢山食べる人が多いようです。
 レストランでは、日替わり定食(comida corrida)を出すところが多く、比較的安く家庭的なメヒコ料理を楽しめます。 特に地方の町などでは、美味しい料理にぶつかる率が高いです。
(写真:Mole de olla:豚肉、玉蜀黍、ズッキーニ等)



3)夜食 Cena

cena  お昼を遅くたっぷり食べるので、夜食は8〜9時頃に軽く済ませるのが普通で、特に料理は作りません。 パン屋で沢山売っている甘いパンにコーヒーぐらいです。
 註:前菜程度の軽い料理を作る家庭もあります。
 夜食は招ばれた方も招ぶ方も「軽い」ことを前提にしておきましょう。

 Meriendaはごく軽い夜食のことです。
(写真:真中の丸いものはチーズ、右はチレ入り、左は胡麻が被っている)




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